飲ませサビキ 第X弾。
これまで釣れていないわけではないのだが,
この夏の飲ませサビキ釣りに 爆発力がない。
イワシの群れが少ない・小さいせいか
大きな群れが入ってくれば 状況も一変しそうなものだが。
前日は結構アタリが多くて いい感じで釣れたそうな。
ちょっぴり期待していいかも。
この釣りは朝と夕方に必ず時合いがある。
短時間で終わる場合も多いが
朝夕がゴールデンタイムであることに間違いない。
北よりの風が吹いていて 秋のような涼しさ。
港を出ると 朝から北東の風で 海はボコボコ〜
まずは 港の前から。
ウルメは固められているようだが
群れが小さいようで なかなか当てられない。
こんな時はチャンスタイム。
ウルメさえ掛ければ かなりの確率でヒットする。
船中で良型マダイが揚がりだした。
私にも タイ系のコンコンと竿先を叩くアタリ。
でも 何だかちょっと違うみたい。
珍しいレンコダイ。
魚礁の際なので中層でウルメを掛けることができないまま
仕掛けを底周辺でコトコトやっていると
針に掛けてはいけない魚たちが掛かってくる。
金魚のようなサクラダイ(おいしいそうだ)とアカジャコ
こんな魚には本命の魚は食いつかない。
さらにやっかいなことに こんな魚が付くと仕掛けを回収中に枝がクルクル回って
仕掛けにヨリがかかってしまう。
目のいいタイはヨレた仕掛けを見切り 食いも悪くなる。
釣果を伸ばすコツは底でコイツらを掛けないようにすること。
ウルメが掛かっていなかったら 面倒がらずにすぐに仕掛けを揚げて
再度 掛かるよう努力をしよう。
時合い 真っ只中のようで
艫のTさん 70〜80近い大鯛三連発!
タイやヒラメがバンバン当たっているようなんだけど …
ようやく 私にもアタリが
55cmと この時期のタイとしては納得できるサイズではない。
朝の時合いが終わりかけて 何とか1枚。
9時を回ると いつものように静かな海になってしまった。
昼になると マダイが仕掛けを見切るのか いつも食いが悪くなる。
飲ませサビキでマダイを釣りたかったら 仕掛けを細くしないといけない。
市販の仕掛けを使っているようでは 鯛はめったに釣れません。
1日1匹釣れたらいい方でしょう。
私らのグループは みなさん工夫を凝らした仕掛けを自作。
仕掛けは6号か7号くらいまでにして枝間を長目にとり
針先や枝が傷んだら 面倒がらずに交換, これが釣果をアップするコツ。
参考までに 「夏の飲ませサビキについて」
マダイを狙ってジギングしている方も多いが
リーダーをフロロ4号以下にして長目にとり, タイラバのようにひたすらタダ巻き,
この2点ができないとマダイはめったに釣れません。
ジギングをしている人ほど しゃくってしまって釣れなくなるものです。
ジガーの誇りを捨てて タダ巻きしてみてください。
太平洋のマダイをなめたらいかんですよ。
そして いつものように 空白の時間が
この釣りに限ったわけではないが ここ美波町沖の釣りでは
9時〜14時ほどの昼間の時間は空白のエアポケットとなって
何も釣れなくなることがよくある。
とにかく 朝の時合いをものにしないと
最後の夕方の時合いまで 集中力が切れてしまいがちである。
海亀氏が釣り上げた
シビコ(クロマグロの幼魚)
体長20cmでも 活かしておけば 業者が3000円で買い取りしてくれるとか。
とてもデリケートな魚なので 素手で触れることはもちろん
魚体にキズが付いていれば 買い取り不可 とチェックは厳しいようだ。
長い長い空白の時間も
日が傾く頃には終わりを告げ
また魚の活性が高くなってきた。
夕方になって 本日2度目のマダイのアタリ。
65cmと若干サイズアップ。
直後に大鯛のあったものの
ラインを巻き取ることができず 魚礁の餌食に。
鳥が騒がしいので サージャー投げたら 即ヒット。
5匹6匹とシイラが付いてきている。
2,3匹なら退治してやろうかと思ったけど こりゃ無理だ。
今日は底で大鯛を掛けながら
巻き取り中に他の枝に残っていたウルメにシイラが飛びつき
仕掛けごとブチッってことも
今日はみなさんシイラにボコボコにやられました。
最後1時間はウルメの群れが消えてしまい
彷徨ったまま 終了。
船 備え付けイグロの大型クーラーがいつの間にか満タンに
みなさん いつの間に こんなに釣ったの?
6人で マダイ 〜78cm 15匹 ヒラメ 2匹
カイワリ 20匹 ガシラ 15匹 ハタ 2匹 サバ 30匹 アジ 10匹 など
夏物大型マダイ 在庫処分セール?
ここにきて ようやく大きなマダイがウルメにヒットしてくるようになった。
いよいよこれからマダイ祭りに突入か?
本日の釣果 マダイ 〜65cm 2匹 サバ カイワリ など